ホームヘルパーを目指すならコレ取得しておくべき資格について語ります!

上手く資格を利用してキャリアアップしよう!

福祉系3大国家資格の1つとされる介護福祉士は、介護職に就く多くの方がキャリアップの目標としています。
しかし従来においては、その制度が複雑化しており、資格を獲得した方の間でも実務のスキルにバラツキが見られるといった問題がありました。
そこで、介護福祉士を目指すのであれば、同等の経験と知識、実務技術の習得を要件とする事で、より質の高いサービスを提供できる様に制度が一新されました。

先ず第一段階として、130時間のカリキュラムと修了試験から構成される介護職員初任者研修があります。
介護の基礎的な知識を習得するためのものであり、旧ホームヘルパー2級と同等の位置付けとなります。

次に、450時間のカリキュラムで構成される介護職員実務者研修があります。
この研修では、より実践的な技術と知識、思考方法を身につける事を目的とし、従来の介護職員基礎研修受講修了と同等の位置付けとなります。
介護福祉士の受験には、3年の実務経験と実務者研修修了が要件となりますので、介護職としてキャリア形成したいのであれば、いきなり実務者研修修了を目指すのが効率的です。
しかし時間的・経済的な負担を心配されるのであれば、初任者研修から初めて、免除制度を上手く利用してステップアップする事も可能です。

自身の介護技術向上や担当できる業務の幅を広げるために、また計画的なキャリアアップを行う事で給与面での改善も期待できます。
そのために、非常に体系的に整備された資格制度を上手に活用する様にしましょう。