ホームヘルパーを目指すならコレ取得しておくべき資格について語ります!

昨今の資格改正について

以前はホームヘルパー2級研修が主流でしたが、厚生労働省が介護職員基礎研修を新たに導入しました。
その後資格制度は改訂され、ホームヘルパー1級と2級、介護職員基礎研修は廃止され、「介護職員初任者研修と実務者研修」が始まり、将来的には介護職から介護福祉士という位置づけを目指しているようです。

以前からあったホームヘルパー2級に当たるのが、介護職員初任者研修です。
もともとは訪問介護などを行うためのものでしたが、現在は訪問介護以外にも広がりを見せ、施設でも介護できるような講義内容が増えています。
介護の基本事項や認知症の理解などのカリキュラムが組まれ、受講時間なども定められています。
介護の知識やスキルだけでなく高齢者への介護の仕方や接し方なども学び、適切な介護サービスが提供できるよう学習します。

はじめから介護職員実務者研修に挑戦することはできますが、免除される科目もあるため段階を踏んでいったほうが受けやすいでしょう。
そのため、最初に介護職員初任者研修を受け、次に介護職員実務者研修を受けます。
そして国家資格である介護福祉士などを目指します。
介護福祉士を受験するためには、介護職員実務者研修を取得し、3年間の実務経験が必要となってきます。
それぞれの資格について詳しくはこちら⇒【資格をとってスーパーヘルパーに!

これらの資格を持っていると就職する際にメリットがあります。
資格がなくても働ける施設はありますが、あることで給与待遇が違ってきます。
日本の高齢化は今後も進み新しい老人ホームなどの施設や事業所も年々増えているので、今後ますます介護の人材不足が課題となります。
介護職の需要は増え活躍する場面も増えるでしょう。