働き方でよくある問題
ホームヘルパーの働き方としてよくある問題点は、まず人間関係に関する問題です。
ホームヘルパーは要介護者の自宅を訪ねて食事の補助などの介護業務を行うので、とても密接に関わり合いながら過ごすことになります。
介護してもらうことに喜びを感じて、常に感謝されるのであれば問題ありませんが世の中には色々な人がいます。
体が不自由なことに対するストレスから、ついホームヘルパーに厳しく接してしまう人や、何か苦痛を与えてしまったのが原因で嫌われてしまう場合もあります。
なるべく早期に人間関係を改善できれば良いですが、上手くいかないとずっと雰囲気が悪いまま毎日を過ごすことになってしまうでしょう。
ただ、仕事を乱雑に行えば更に要介護者との関係が悪くなるし、場合によっては命の危機に瀕するかもしれません。
要介護者はホームヘルパーの仕事を必要としていることに変わりないので、プロ意識を持って取り組むしかないでしょう。
必死に取り組んでいると、要介護者も仕事を認めてくれる可能性があります。
そして、ホームヘルパーの仕事は重労働でもあるので身体的な疲労や関節の痛みに悩まされる場合も珍しくありません。
自分の腰などが痛くて満足に要介護者をサポートできないという事態になれば問題です。
仕事に慣れてくると、上手な体の使い方が分かってくるので自分の負担を軽くするような動きをするしかありません。
例えば要介護者を起こすのも、腕の力だけでなく上半身全体を使うと楽です。